ドライビングスクール

シミュレーターを始めるならまずはここから!運転に慣れている人ほど陥りがちな失敗を防ぐ、”シミュレーター慣れ”の方法を解説

みなさんこんにちは。KMRです。
今回は、今からシミュレーターを始めたい。実車の練習に活かしたい。シミュレーターで楽しく走りたいという人がドライビングの上で陥りがちな失敗と、その対応方法についてご紹介していきます。特に、実車は乗れるのにシミュレーターの運転は難しい!実車と違う!と感じている方に試してみて頂きたいです。

【陥りがちな失敗】

  1. ブレーキの距離が合わない。全然止まらない
  2. ハンドルを切っても曲がらない。または曲がりすぎたりする。感覚が合わない
  3. アクセルオンでリヤが流れる感覚が分からない。突然スピンする 

上記の失敗は、シミュレーターと実車との操作感や速度感の違いがあるにも関わらず、シミュレーターに慣れるための練習をしていない事によって起きている事が多いです。以下に”陥りがちな失敗”を回避するため、どの様にシミュレーターに慣れれば良いか解説していきます※iRacing MX-5の例

 

【失敗の回避方法(どのようにシミュレーターに慣れるか)】

1.ブレーキの距離が合わない。全然止まらない

シミュレーター上で実車と同じ速度で景色が流れたとしても、恐怖感が無いので同じ速度感は得られません。また、ブレーキのタッチ、踏力、ストロークもご自身の車と全く同じにはなり辛いでしょうから、まずはブレーキの感覚をシミュレーターに合わせる必要があります。

コースはCentripetal Circuit 丸い広場のようなコースです。壁から壁までしっかり加速し、フルブレーキで停車、狙ったところで車を停められる様に練習する事で、シミュレーターの速度感とブレーキに慣れる事ができます。

2.ハンドルを切っても曲がらない。または曲がりすぎたりする。感覚が合わない

これに関しては、どれぐらいブレーキを緩めたら車が曲がる様になるのか、ブレーキ踏力とステアリング舵角のバランスが崩れてしまっているケースが多いです。そこで、以下のようなトレーニングを行います。

壁から壁付近までしっかり加速し、フルブレーキング。そこからブレーキを緩めつつ90度コーナリングします。
・目標物に対してしっかり距離感を合わせて止まれているか確認できる
・ブレーキ踏力とステアリングのバランスが、どの様になれば挙動がどう変化するのか体感できる
という効果があります。

 

3.アクセルオンでリヤが流れる感覚が分からない。突然スピンする

シミュレーターですと、コーナリング中に発生するGや体全体で受ける感覚から車両のテールスライドの状態を感じる事は難しいため、ステアリングの感覚と視覚情報で車両の姿勢を読み取る度合いが大きいです。そこで、以下の様なトレーニングでシミュレーターの感覚を覚えていきます。

半径30m~40m程度の所で、円を描き、加速と緩いブレーキを繰り返して車の向きを変えていきます。
・ブレーキによる荷重移動で車の向きが変わる感覚を覚えられる
アクセルの踏み方や車両の姿勢に応じて、どれぐらいのアンダーが出るのか、オーバーが出るのか、感覚が身につく
という効果があります。

 

いかがだったでしょうか。まずはこのような練習をしてからコースに出ると、最初のハードルを乗り越えられると思います。

以上のトレーニングですが、KMRでは初回限定1時間3,000円で上記のトレーニングを受けて頂ける、”【初回限定】シミュレーターに慣れてシムを有効活用!走る曲がる止まる基本習得パック”をご用意しております。

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